エビデンス

「BRMstage は良いように感じるんだけど、エビデンスが無いからな~」
これは推薦を戴いている赤尾先生(前・獨協医科大学越谷病院外科教授)の言葉です。
そうなんです。エビデンスが全く無いのです。BRMstage β発売前に協力して戴いているクリニックでインターフェロンγとインターロイキン12 の使用前と使用後の変化を見るために4 人の治験者を募りました。

期間は2 ヶ月の予定でしたが、患者さんの要望で4 ヶ月に延長しました。

akaoその4 人の内訳は2 人が乳癌の再発患者さん、1 名は不思議にも術前に乳癌が消えてしまった方、最後の1 名が前立腺癌の患者さんです。

使用前の採血で全員の腫瘍マーカーは正常値を逸脱していました。
なぜか乳癌が消えてしまった人までマーカーが高かったのかは不明ですが、翌月からの腫瘍マーカーは下がりはじめました。しかし、残念なことに冷凍設備が無かった施設の
ために肝心のサイトカインは低すぎて変化は見えませんでした。
因みにこの時に参加された再発乳癌・骨転移の2 名のうち1 名はゾメタ使用で現在も何の変化も無く生活されています。

※骨転移から他の臓器に転移することはまずありませんが、ゾメタを10 年続けて変化の無い患者さんも多くは無いと思います。
写真:前・獨協医科大学越谷病院 外科教授 現在 あかお医院 院長 赤尾周一 先生


それならマウスの実験をしたら良いと考え、或る大学の教授に相談しました。こちらの提案はメチルコラントレンで皮膚がんを作ったマウスにBRMstage を呑ませて腫瘍の変化をしらべることでしたが、正常なマウスにメチルコラントレンを塗っても大きな腫瘍は簡単にできない、できても小さすぎて変化が見えるかどうか、それよりも免疫不全マウスにザルコーマを移植した方が早いと言われてしまいました。免疫不全マウスで免疫の実験は無理と断るしかありませんでした。


本当は初発癌患者さんで無治療を選択した人を集めてエビデンスを取るのが良いのですが、人道的な見地で新薬の抗癌剤でも併用での効果を見ることから始めるのが普通です。

ましてや、わけの判らないサプリメントの臨床をやってくれる施設も資金もありませんので、これもありません。
とにかくエビデンスの欠片も無いことはご承知おきください。